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健康コラム

2015年10月16日

健康プラザパル ~茅場町研究室より~

体に大切な酵素。酵素に大切な補酵素。


 今回はマスコミなどでも話題になっている、酵素について取り上げてみたいと思います。

 人にとって酵素の役割とは、簡単に表現すれば「食事などで摂り入れた栄養分を消化・吸収し、エネルギーに変換することを助けてくれるもの」です。大きく分けると消化酵素と代謝酵素になります。消化酵素はイメージが出来ると思いますが、代謝酵素とは何かを簡単に説明します。

酵素

 代謝は体内に取り入れた栄養素をエネルギーに変換したり消費したりすることや、古くなった細胞を新しい細胞に変換する役割のことを言います。若いカラダを維持するためには、代謝酵素は大変重要な役割を担っています。いわゆる新陳代謝です。しかし、これら酵素は加齢にともない体内で作られる量が減少していきます。また、食事を多く摂りすぎると、酵素の多くが消化酵素に利用され代謝酵素が不足気味になってしまいます。

他にも薬を多く服用する方やお酒を良く飲まれる方などは、その成分を肝臓で分解するため多くの酵素が使われ、消化や代謝のための酵素が不足がちになります。加齢や食べ過ぎにより代謝酵素が減少すると、基礎代謝が落ちてくるので痩せにくいなどの現象が出てきます。そのような理由で、最近の若い女性などにダイエットのため酵素が注目されているのです。また消化酵素が減少すると、取り入れた食品を十分消化できずに消化不良となり、腸内環境の悪化や便秘などを引き起こし、その結果、肌荒れなどの原因にもなります(腸内環境のお話しは前号で確認して下さい)。

 では、どのような食事をすれば効果的に酵素を取り込めるのか考えてみましょう。酵素の多くは野菜や果実に含まれています。特に大根やキャベツなどはアミラーゼと呼ばれる消化酵素が多く含まれていることは有名です。「大根おろしは医者いらず」と言われる所以です。但し、野菜を加熱すると酵素が失われてしまうので、食する時には生野菜かジューズなどにして摂りこむことが大切です。また、味噌や納豆などの発酵食品にも酵素が多く含まれているのでお勧めの食材です。そしてもう一つ大切なことがあります。酵素の中には単体で活動するものもありますが、酵素の働きを助け、活動を活発にする役割を担う補酵素の摂取も大切です。補酵素はコエンザイムや助酵素とも呼ばれたりします。そして補酵素の大部分はビタミン群(特にB群)や、マグネシウムなどのミネラル分になります。これら補酵素は大豆やニンニク、カツオやイワシ、海藻などに含まれていますので、生野菜と併せて食することをお勧めします。また最近では健康食品でも酵素商品が増えてきましたので、手軽に補給することが可能です。

 「食」という字は、「人」を「良」すると書きます。バランスのある食生活で、活き活きとした健康な毎日を過ごしましょう!

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